2015年5月13日水曜日

榎木大明神 

大阪のド真ん中に「パワースポット」があります。


所在地は、大阪市中央区安堂寺町2丁目。



榎木大明神が、鎮座しています。
向かって右側には、階段と自転車用のスロープがあります。

榎木大明神ですから榎(エノキ)の木があると思いきや、
エンジュです。
槐(エンジュ)は、マメ科の落葉高木で中国が原産です。
古くから台湾、日本、韓国などで植栽されている樹木です。
エノキとエンジュを間違って名前を付けたみたいです。
巳さん(白蛇)を祀っています。


榎木大明神のすぐ脇には気になるカフェが・・・
このカフェの向かい側にもカフェがあります。



榎木大明神の後姿も撮らせていただきました。

黒い石は、直木三十五の文学碑 です。

近くに直木三十五の実家があるようです。
祠に貼り付けてあるこの記事によると、直木三十五は中央区安堂寺町2丁目
(当時は南区)に古物商の長男として生まれ、市岡中学(現・市岡高校)を
卒業するまで空堀近くの自宅で暮らしたと説明書きがあります。



榎木大明神の由来が書かれたステンレス板

御神樹
槐(エンジュ) 樹齢は670年になります。
1988年(昭和63年)に枯れる寸前を、大阪市役所の援助で
(故)山野忠彦樹医さんにより延命施術がなされました。

伝説(都市伝説)
・大阪市は道路都市計画上、 幾度も伐採を試みられたが、 
 伐採をした者は不慮の事故が生じるので断念されたとの事です。
 (どうしても大明神のお怒りに!)

・1945年3月(昭和20年)の大阪大空襲の際、この大明神より東側一帯は
 類焼を免れました。 
 当時、町住民による消防自警活動のご努力もございましたが、
 今なお不思議なことであると語り伝えられています。



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