「うだつ」が取り付けられている町屋が、
あります。
「うだつ」とは「梲」と書きます。
ちゃんと役目がありまして・・・
町屋が隣り合い連続して建てられている場合に
隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁です。
江戸時代中期頃になると装飾的な意味に重きが置かれるように・・・
自己の財力を誇示するための手段として、上方を中心に商家の
屋根上には競って立派な「うだつ」が設けられる様になります。
「うだつ」が設置されている町屋
1階には「ばったん床几」も設置されている。
隣はないものの「うだつ」があることから
元々は、町屋が隣に立って嫌と推察される。
町屋独特の格子、ばったん床几、2階(?)の窓そして
2階部分の端には、「うだつ」があります。
全部揃っている町屋は珍しい存在になっています。
「うだつ」をアップして撮影
「ばったん床几」 「うだつ」とは関係ありませんが・・・
1階には、格子状になっています。
ばったん床几に前に何やら装飾が・・・
ばったん床几 の側面
銅による補強がなされているかなり立派なものになっていました。
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