細い路の奥に唐崎神社が見えます。
鳥居と社は、琵琶湖の際に建立されています。
鳥居と社の奥に、唐崎の松が見えます。
くるっと廻り込んで琵琶湖側の唐崎の松を眺めていました。
唐崎の松
芭蕉は・・・「辛崎の松は花より朧(おぼろ)にて」っと一句詠んでいます。
他にも、
歌川広重(安藤広重)の浮世絵「近江八景之内 唐崎夜雨」にも描かれた県内屈指の景勝地。
万葉集には、
「ささなみの しがのからさき さきくあれど おおみやひとの ふねまちかねつ」・・・柿本人麿
古今集には、
「唐崎の 松は扇の要にて 漕ぎゆく船は 墨絵なりけり」・・・紀貫之
江戸時代には、前述した広重の浮世絵で全国的に有名となり、
各地からこの松を見るためにたくさんの観光客が訪れたそうだ。
記録では、幹の太さは9m、高さ10m、枝は南北に86m、東西に72mであったらしい。
大樹となった二代目の松も直忠の願ったように千年は続かず、大正10年に枯死しまう。
現在、三代目となる唐崎の松は二代目の種から育ったもので、樹齢250~300年ほどになる。
二代目にはまだかなわないが、それでもその枝ぶりは、大きく美しい松になっています。
社の方に帰ってくると、社の裏側にも松が・・・
琵琶湖に目を向けると、対岸には近江富士こと三上山を
望む事が出来ます。
結構ひっそりとしている所なので、まったり出来る場所です。
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